●猫シリーズ。
7月下旬に猫たちを迎えるにあたり、友人が、キャリーケースとトイレを譲ってくれると言ってくれました。
お言葉に甘えて、頂くこととし、取りに伺いました。
白黒の大きめの女子猫ちゃんが、お出迎えしてくれ、
一緒に遊ぶ練習をしました。ていうか、私の練習に付き合ってもらいました。笑
ふと、友人が、話し始めました。
「実は、もう1匹雄の猫がいたんだけど。今年の初めに亡くなってしまって。まだ5歳にもならなかったんだけどね。このキャリーケースとトイレは、その子が使っていたの。」
「だから、もし、縁起が悪くてイヤだとかだったら、ごめん。けど、話しておこうと思って。」
そして、
哀しくて悲しくて泣きまくったけれど、2匹いてくれたから良かった、だから正美さん2匹飼うのはとてもいいと思う。と、話してくれました。
私は、キャリーケースとトイレを大切に使わせてもらうことにして、キャリーケースとトイレを地下鉄でえんやこらと運びました。
プラスチックで、本体(笑)が入っていないから、重くはないけど、いかんせんデカいっ。
降り出した小雨を避けながら、無事、自宅まで運びました。
そして、翌朝。
ふっと気が付いたのです。
昨日、私は、滅多に着ないグレーの夏物のロングワンピースを着ていました。
それは、亡くなった母の服で、私が今も手元に持っている唯三の服の1つです。
そして、亡くなった猫ちゃんは、ワンピースの色とよく似たグレーの毛色をしていました。
昨日着るときは、「あっ、そうそう、これもあったな~」と軽い気持ちで選んだのですが、もしかしたら、無意識のうちに、亡くなった猫のことを分かっていて、亡くなった猫と人を悼む気持ちから選択したのかもしれません。
この選択、応援するよ~!
と、天国からも、後押ししてもらった気分になりました。
良かった良かった。